傘をプレゼントする意味は何？気持ちを届ける傘や選び方をご紹介

大切な方には、日頃の感謝の気持ちや、特別な想いを込めたプレゼントを贈りたいですよね。しかし、さまざまな選択肢があって、お悩みになる方も多いはず。そこでおすすめしたいのが、「傘」です。老若男女が使うことができる傘は、とても実用的なプレゼントになります。さらに、傘は古くから「縁起物」とされ、まさに贈り物にぴったりなアイテムです。

今回は、傘のプレゼントにはどのような意味があるのか、なぜ縁起物とされているのか、傘をプレゼントするタイミングや選び方などを中心に、おすすめの傘もご紹介します！

傘がプレゼントにおすすめの理由

まずは、傘がプレゼントにおすすめの理由からご紹介したいと思います。
やはり大きなポイントは、その実用性でしょう。日本は雨や雪が多く、傘を使う機会も必然的に多くなりますよね。また、最近では猛暑の影響から、日傘が夏場の必需品となりつつあります。気分で変えたりローテーションで使ったりと、何本あっても良い点も魅力です。

さらに、性別や年齢問わず、幅広い層で使うことができるところもポイントですね。いまやデザインやカラーバリエーション、機能性もさまざまな傘が登場していますので、お相手の好みに合った1本を見つけることができるでしょう。

そして、傘をプレゼントする意味にも注目です。傘は古くから「末広がりの縁起物」とされてきました。大切な方や特別な記念に、想いや願いを込めて縁起物を贈った経験がある方も多いはず。傘なら、実用性やデザイン性に加え、特別な意味を込めることができますよ。

▶槙田商店の傘は、贈り物としても人気を頂戴しており、実に約54％のご注文がプレゼント用にお求めいただいております。ポイントやおすすめの傘をご紹介した「プレゼントに最適！実用的でおしゃれな傘の贈り物」もぜひ併せてご覧ください。

なぜ傘には縁起物の意味がある？

傘は古くから「縁起物」とされてきた、とお伝えしてきましたが、なぜそう言われているのでしょうか？

その理由は、傘の形にあります。傘を開いたときの形が、下に向かって徐々に広がっていく「末広がり」と重ねることができるため、「傘は末広がりの縁起物」とされてきたのです。傘をプレゼントすることで、未来が開けていくように、将来が発展していくように、との意味を込めることができます。特に、感謝を伝えたいときや、これからの人生を応援する気持ちを届けたいときに、ぜひおすすめしたいアイテムです。

ただし、中国文化圏では、傘のプレゼントはタブー視されているので注意が必要です。
「傘(san)」の発音が、「散(san)」と同じであるため、「別れ」や「離散」などを連想させてしまうから、ということが理由です。海外の方へプレゼントする場合には、その土地の文化や習慣を予め調べておくと安心でしょう。

▶傘を含め、縁起物と呼ばれるものは、この日本には実に多くあります。「日本の縁起物一覧｜意味や贈り物におすすめアイテムをご紹介」も公開中ですので、ぜひ参考になさってくださいね。

傘を贈るタイミングと選び方のポイント

縁起も良く、さまざまな意味を込めることができる傘は、実用性も高く、プレゼントに適していることをお伝えしてきました。感謝や応援の気持ちは、傘を贈るタイミングや、お相手に合った傘を選ぶことで、より届けることができます。

傘を贈るタイミングとしては、誕生日などの記念日や、母の日・父の日といったイベント、卒業祝いやご退職祝いといった節目のお祝いなどが挙げられます。普段はなかなか伝えられない感謝やこれからを応援する気持ちを、縁起物の意味がある傘に乗せて伝えてみてはいかがでしょうか。
また、お相手の好みの色やデザイン、あるいはライフスタイルに合った傘を選ぶと、より実用的で特別感のある1本となるでしょう。

槙田商店では、長傘や折りたたみ傘、日傘など、さまざまなタイプの傘があり、鮮やかな色彩やデザイン性は高い評価をいただいております。贈るタイミングや選び方については、「プレゼントに最適！実用的でおしゃれな傘の贈り物」でも詳しくご紹介しておりますので、ぜひ併せてご覧ください。

特別なプレゼントにおすすめの傘

傘そのものが贈り物に適していることや、縁起物のため、さまざまな意味を込められることができることをお伝えしてきました。ここでは、槙田商店の傘の中で、贈り物として人気をいただいているシリーズや、おすすめの傘をご紹介します。

レディース傘で、贈り物として人気なのは、「kirie」(左)や「こもれび」(右)です。カラーバリエーションが豊富で、やさしい上品さや華やかさがあります。晴雨兼用傘「kirie」は、色柄の幅広さに加え、手元(持ち手)には寒竹を採用し、高級感も魅力的です。晴雨兼用日傘「こもれび」は特徴的ななめらかなグラデーションと、小振りなサイズ感が人気のシリーズです。


晴雨兼用傘「小紋」もおすすめです。縁起物である傘に、同じく縁起物とされるトンボをあしらった1本。トンボは前にしか進まないことから、勝ち虫とも呼ばれ、好まれてきました。還暦祝いをはじめ、主に長寿祝いの品としてお求めいただいております。



メンズ傘で、贈り物として人気なのは、「MAKITA STANDARD」(左)や「Shade」(右)です。織物の技術や魅力、こだわりが詰まったメンズ傘たち。晴雨兼用メンズ傘「MAKITA STANDARD」は、高級感や重厚感漂う大人のシリーズ。どの装いにも合い、公私ともにお使いいただけます。メンズ日傘「Shade」は、機能性が高く、織物の味わいも楽しめます。防水・撥水加工も施され、突然の雨にも◎。


晴雨兼用メンズ傘「monotone」もおすすめです。幅広い年代で使いやすいブラックカラーで、デザイン性が高く、おしゃれさや高級感もまといます。「千取り」の語呂合わせから、目標達成や多くのものを手入れる意味を持つ千鳥柄があしらわれた「千鳥チェック」や、金運がアップするとされるヘビ柄をあしらった「パイソン」などがあります。

傘のプレゼントにはさまざまな意味が込められる！

傘は開いたときの形から「末広がりの縁起物」とされ、傘のプレゼントには、未来への希望や発展を願う意味を持ちます。さらに、新しい門出を応援する気持ちや、これからの健康を願う気持ちも込められでしょう。

色柄や機能性、サイズなども含めると実に多種多様な傘が存在します。お相手の好みに合った実用的な1本なら、これからの生活に寄り添ってくれるはずですよ。

生地作りから傘の組み立てまで、実に多くの人々の手と時間を掛けて、ようやく1本の傘が出来上がります。それになぞらえ、私たちは「傘」という字を、ひとつの屋根「𠆢」の下に、たくさんの「人」が土台「十」の上に集まった様子であると考えています。ここには、“槙田商店という屋根の下で、これまで培ってきた経験や技術を土台に、関わる人たちを大切にしたモノづくりを続けていく”という意味を込めています。

▶槙田商店が考える傘の意味をお伝えしましたが、本来の傘の意味や成り立ちについては「傘の意味とは？傘の語源や漢字の成り立ちとともにご紹介」も併せてご覧ください。


槙田商店では、自社の傘職人による修理も承っておりますので、どうぞご安心ください。
▶傘の修理について


また、より一層の気持ちをお届けできるよう、オリジナルギフトラッピングやメッセージカード、熨斗(のし)も承っております。ぜひご活用ください。
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大切な方へ、感謝や応援といった温かい想いを込めて、ぜひ傘を贈ってみてはいかがでしょうか。

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