米寿とは何歳のお祝い?由来や準備、お祝いの仕方までをご紹介します!
長寿のお祝いにはさまざまな節目がありますが、その中でも代表格といえる「米寿」。どのようにお祝いすべきが悩んでいる人も多いのではないでしょうか。お祝いする側としては、この大切な節目を心からお祝いしたいという気持ちと同時に、マナーや風習に配慮した適切なお祝いをしたいという思いもあるでしょう。
この記事では、米寿は何歳のお祝いかといった、米寿の基本的な知識や意味・由来から具体的なお祝いの方法、喜ばれる贈り物の選び方まで、米寿をお祝いするために必要な情報をご紹介します。
米寿の由来と意味を知ろう
まず、米寿とは何歳のお祝いなのでしょうか。米寿は満88歳のお祝いを指し、この名称の由来は「米」という漢字にあります。「米」の字を分解すると「八十八」となることから、88歳を「米寿」と呼ぶようになりました。漢字の成り立ちを活かした日本独自の文化といえるでしょう。
以前は数え年で88歳を祝っていましたが、現代では満88歳、つまり88歳の誕生日を迎えた時にお祝いするのが一般的です。2025年に米寿を迎える方は1937年(昭和12年)生まれとなります。戦中や戦後の激動の時代を生き抜いてきた世代であり、その人生経験は計り知れないものがあるのです。米寿のお祝いでは、黄色や金色がテーマカラーとして用いられます。これは稲穂が実る黄金色に由来するとされ、豊かな実りの象徴として祝福の意味が込められているのです。黄色や金色の装飾や贈り物を取り入れることで、より伝統的なお祝いになるでしょう。
日本の長寿祝いには米寿以外にもさまざまな節目があります。60歳の還暦、70歳の古希、77歳の喜寿、80歳の傘寿、90歳の卒寿、99歳の白寿、100歳の百寿などが代表的です。それぞれに由来や意味があり、長寿を尊ぶ日本文化の礼節を感じさせます。
何歳になっても、大切な方のお祝いはしていきたいものですよね。「2025年版長寿祝い早見表。年齢や色、由来までお伝えします!」では、それぞれの長寿について解説していますので、併せてご覧ください。
米寿のお祝いは単なる年齢の区切りではなく、長い人生を健やかに生きてきたことへの敬意と感謝を表す機会なのです。
米寿のお祝い方法を基本から解説します
米寿のお祝いは誕生日当日かその前後に行うことが多いようです。ただし、主役となる方の体調や希望を最優先に考え、無理のないスケジュールを組むことが大切です。
お祝いの規模については、家族だけの小さな集まりから親族一同が集まる大きな会まで、さまざまなパターンがあります。主役の方の性格や体力、好みに合わせて適切な規模を選びましょう。
具体的な方法としては食事会が一般的です。長寿を象徴する食材を使った料理を囲み、思い出話に花を咲かせるひとときは何物にも代えがたいものです。最近では家族での特別な旅行や、カメラマンによる記念撮影などの体験型のお祝いも人気が高まっています。思い出に残る体験は、かけがえのない贈り物となるでしょう。
お祝い会場は、バリアフリーの充実した場所を選びましょう。階段の多い場所や、トイレが遠い会場は避けたほうが無難です。自宅でのお祝いなら、慣れた環境で安心してくつろげるというメリットもありますので吟味してください。お祝いの席ではこれまでの人生を振り返る写真のスライドショーや、家族全員の写真を集めた記念アルバムの贈呈、子や孫からのメッセージカードをまとめたものなど、心のこもった演出が喜ばれます。ただし、サプライズは事前に出席者と相談し、主役の性格や健康状態に配慮したうえで計画することをおすすめします。
米寿の喜ばれる贈り物って?
米寿のプレゼントを選ぶ際は実用性と気持ちのバランスが大切です。予算相場としては、家族からなら3万円〜5万円、親族からは1万円〜3万円程度が一般的とされています。ただし、金額よりも相手の好みや生活スタイルに合ったものを選ぶことが重要でしょう。
女性向けのプレゼントとしては、カシミヤのストールやショール、伝統工芸品の小物、美容グッズなどが喜ばれる傾向にあります。男性向けでは、お酒が好きな方には高級な日本酒や焼酎、上質な羽織や作務衣、趣味に関連した道具などが人気です。最近は男女問わず体験型の贈り物も注目されています。家族写真の撮影会や温泉旅行のチケットなど、思い出に残る体験は特別な贈り物となるでしょう。
NGプレゼントとして、「終わり」や「別れ」を想起させるものは避けるべきでしょう。包装には、祝い事にふさわしい金銀や黄色を基調とした華やかなものを選び、のし紙には「米寿御祝」と表書きするのがマナーです。
プレゼントを渡す際には、感謝の気持ちを込めた言葉を添えることも大切です。「いつも見守ってくれてありがとう」「これからもずっと元気でいてください」といった、素直な気持ちを伝えれば、どんな贈り物よりも嬉しいものになるはずです。
また、日常の生活に寄り添う実用的な品物として、上質な傘も最適です。例えば、季節を問わず使える高品質の晴雨兼用傘は、外出時の頼もしい味方として、晴れの日には日傘、雨の日には雨傘として活躍します。ここで、槙田商店の傘を、米寿祝いの贈り物として選んでいただいたお客さまからのレビューもご紹介いたします。
お求めいただいた傘:晴雨兼用傘「kirie 蝶々 ハニーマスタード(長傘)」(写真左)
「母の米寿のお祝いのプレゼントとして購入いたしました。黄色・金色の物を送ると良いとの事からハニーマスタードを選びました。早く使いたいと喜んでくれています。 柄も色もとても気に入ってくれています。大きめの傘なので母には少し重いかもしれなかったですがとてもオシャレで喜んでいます。有難うございました。」(ちゃーちゃん様)
お求めいただいた傘:晴雨兼用日傘「こもれび カエデ イエロー(折りたたみ傘)」(写真右)
「米寿のお祝いとして母に贈ったら喜ばれました」(アルト様)
このほかにも、「母の米寿のお祝いに本人お気に入りの模様で気に入って使っています」(セナ様)といったお声を頂戴しております。
槙田商店では、このほかにも職人技が光る丈夫さとデザイン性を兼ね備えた傘を多数取り揃えています。米寿のお祝いにふさわしい品格と実用性を兼ね備え、贈り物にぴったり。こちらの一覧をぜひご覧になってください。
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米寿のお祝いでこれまでの人生に敬意を表そう!
今回は米寿のお祝いについて幅広く解説しました。88歳の節目は長い人生を健やかに生きてこられた証であり、その歩みに敬意を表す大切な機会です。お祝いをする際は主役となる方の体調や好みを第一に考え、無理のない範囲で心のこもった時間を過ごせるよう工夫しましょう。
これからも健康で幸せな日々が続くよう願いを込めて、心に残る素敵な米寿のお祝いを実現してくださいね。
槙田商店の傘は、思わず持ち歩きたくなるような美しいデザインと、確かな品質で、年齢や性別を問わず多くの方に喜ばれています。さまざまな記念日だけでなく、日常の感謝を伝える贈り物としても最適です。各一覧もぜひご覧ください。
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また、職人による修理も承っておりますので、アフターフォローも安心してお使いいただけます。もしもの際はお気軽にご連絡ください。
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