2022年04月11日
傘を開くときのポイント
槇田商店の傘を長くお使いいただくために、傘を開くときのポイントや注意点をタイプ別にご紹介します。
~ 長傘 ~
生地をほぐしてから開いてください。ネームバンドを外した後、手元を持ち、左右に振ると自然とほぐれます。
~ 折りたたみ傘 ~
2段式・3段式の傘は、まずしっかりと中棒を引き伸ばしてください。それから手元を持ち、左右に振って生地をほぐしてください。
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骨を折るタイプの傘は、親骨を1本、1本丁寧に伸ばし、生地を整えてから開いてください。
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~ スライドショート傘 ~
手元を持ち、中棒をしっかりと引き伸ばしてください。それから左右に振って生地をほぐし、開いてください。
対象商品:こもれび、 stripe 、feel.t
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生地をほぐさずに開きますと、傘骨に負担がかかり、破損の原因となってしまいます。各シリーズによって生地の加工や特性も異なりますので、初めてご使用される場合や、久しぶりのご使用の場合は、特に意識していただければと思います。
なお、折りたたみ傘やショート傘は、傘骨の構造上、スライド部分に空間があります。そのためご使用中に、ぐらつきや接触音を感じることがあるかもしれませんが、破損ではありませんのでご安心ください。
傘を開くときには「生地をほぐす」、「骨を伸ばす」ことを意識していただくだけで、傘骨への負担が減り、より長くお使いいただけます。手にしてくださった傘を、大切にお使いいただくためのお手伝いができれば嬉しいです。
もしもの時は、職人による修理も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。